直腸腫瘍
排便障害と出血を起こす直腸腺癌で来院
広範囲に腫瘍は存在しているものの、粘膜下への明らかな浸潤所見なく、粘膜層と筋層は容易に分離できた。
肛門から入って0.5~1cmほどまで腫瘍はないと判断し、残して縫い合わせる部位とした。このレベルでメスにて粘膜を切開し、全周粘膜、粘膜下を切開した。筋層と分離していき、近位側へ進めていった。腫瘍直下の筋層も容易に分離できた。
マージンを確保した部位で奥側の粘膜を少しずつ切開し、切開した断端と肛門側の残した粘膜をそれぞれ順に縫い合わせて縫合した。
全周完了後、指を入れて筋層と粘膜の位置の相違をなめして終了とした。


